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W・Y 様 40歳

[2023.03.06]

1人目を出産して6年、今回2回目の卒院を迎えることができました。小山先生をはじめとした先生方、スタッフの皆様、本当にお世話になりました。

私が2回目の通院を決めたのは、3年前に経験した流産がきっかけでした。自然妊娠できたのも束の間、心拍確認前に流産してしまいました。病院に電話をかけ、年齢のこともあり、体外受精から再度通院することになりました。

初めての採卵では、6個の胚を凍結することができ、6回移植して1度着床しましたが、育たずに稽留流産となりました。2度も流産を経験し心が折れそうになりましたが、夫の励ましもあり、もう一度採卵することにしました。2回目の採卵では、8個の受精卵のうちグレードの良い5個を着床前診断に出しました。結果は、5個全てに染色体異常があり、移植できる胚はありませんでした。この結果を受け「もう、無理だ・・・」と思いました。経済面も厳しくなり、しばらく通院を休むことにしました。

10ヶ月ほど休む中で、不妊治療が保険適用になり、年齢も40歳になったので、夫とも話し合い、今回がラストチャンスと思い再度通い始めました。6個採卵でき、凍結できたのは3個でした。グレードの良い1個目の移植で、妊娠判定陽性をもらいましたが、喜びと不安が半々でした。ある日、鮮血の出血があり、切迫流産で自宅安静になりました。1週間後の夜に再び出血し、「ダメかも・・・」と不安な気持ちで病院に電話していくと、小さな心臓がドクドクと動いており、安心からか涙が止まりませんでした。そのまま入院となり、3週間ひたすら安静にしていました。つわりも始まり、つらい日もありますが、検診のたびに元気に動く赤ちゃんの姿を見て、私も頑張ろうと思えます。

年齢が40歳と高齢で、先生の勧めもあり、11週の頃に胎児ドックを受けました。三好先生に丁寧に説明してもらいながら、細かい所まで検査して頂き、抱いていた不安が少し和らぎました。受けて良かったです。これから先の妊娠生活は、まだまだ心配なことが続くと思いますが、やっと授かった命を大切に大切に、育てていきたいと思います。

皆様にも幸せな結果が訪れますように・・・。

2022.9.23

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