ご挨拶・クリニック理念
新しい命の誕生が、皆様の大きなお喜びとなりますように!
これまで一般の産婦人科では産科(分娩)が中心で、不妊治療は片隅で行われておりました。しかし、不妊症に悩む方々を中心に考えた施設が熊本にも必要であるという思いから、このたび不妊症治療専門のクリニックを開院いたしました。女性の結婚年齢の上昇、子宮内膜症、子宮筋腫、クラミジア感染による卵管癒着などさまざまな原因で、8組に1組の夫婦が不妊症であると推測されます。不妊症に悩み、9ヶ月入院した妻を持つ一人の夫として、私たち夫婦も非常に辛い時期を乗り越えて参りました。
また、最近増加している子宮内膜症は月経痛、不妊症の原因となる病気です。私は子宮内膜症に対しても長い間、研究および臨床経験を積んでまいりました。子宮内膜症の専門クリニックでもありたいと思います。子宮内膜症や子宮筋腫など、手術が必要な方も多いので、入院設備も整えました。
当院は2005年8月熊本で最初に不妊専門クリニックとして開業し、早14年になろうとしています。この間に、開業以来の体外受精、顕微授精による臨床妊娠は2500例を超え、また不妊治療に必要な十分な有資格者(生殖医療専門医1名、臨床遺伝専門医1名、腹腔鏡技術認定医1名、生殖補助医療胚培養士5名、IVFコーディネーター2名、不妊カウンセラー3名)を揃えました。
不妊原因の4割は男性にあるため、人知れず一人でお悩みの男性も大勢おられます。当院では最高水準の治療を目指し、ご夫婦1組1組に最適な治療をご提案申し上げます。まずはご夫婦で相談においでになりませんか?
院長 小山 伸夫
クリニック理念(品質方針)
①不妊治療による手助けによって、1組でも多くのご夫婦に元気で健康な赤ちゃんを抱いていただくことが私たちの目標です。
②私達は生殖医療の専門集団として、日進月歩の生殖医療を常に学び、最先端の生殖医療を診療に役立てる努力を惜しまず、生命の誕生という慶びの手助けをするというやりがいのある仕事に誇りを持ち、私達も幸福になります。
③不妊治療を行う際、品質マネジメントシステムを用いて、常に患者さんの安全、安心、満足を追求します。
2017年11月24日
理事長 小山伸夫