今回ART女性クリニックを卒院するのは2度目になります。
2021年に採卵、移植を行い幸い1度目で妊娠し、2022年4月11日に緊急帝王切開にて長男を出産しました。10月で1歳半になり、元気に育っています！第一子の時は、別の病院で3年かけ人工授精4回、採卵１回、移植4回行いましたが、授かることができず、思い切ってART女性クリニックに転院しました。

　今回は、2023年6月に凍結胚更新の案内が届き、ちょうど卒乳できていました。もともと多嚢胞性卵巣で薬を飲まないと生理がこないので、一度病院に行ってみることにしました。
説明をうかがうと、凍結胚の更新料を保険適応にするためには治療を開始してくださいとのことでした。子どもは2人ほしいと思っていたので、治療を開始することにしました。
　血液検査等、産後のチェックをしてもらい、薬で一度生理をおこし、保険適応の薬で内膜を厚くしました。すると、たまたまですが2年前の１人目の時と同じ移植日になり驚きました。判定日、1個移植して、胎嚢を2つ確認。双子の可能性がありますといわれ、喜びと同時に不安になりました。その後、判定後2週間たって出血があり、出血量が多かった為、切迫流産で5日入院しました。個室で設備もよく、看護師の方に親切にしていただき、快適といったら変ですが、不自由ない入院生活を送ることができました。
　その後1人の心拍しか確認できず、バニシングツインとなりました。1人目の時はクアトロテストを行いましたが今回は双子と言われたこともあり、NIPTを受けました。そして本日、無事卒院の日を迎えることができました。1人目のとき妊娠高血圧症候群になっているので、食生活に気を付けながら過ごしたいと思います。
　少しでも不妊に悩んでいる方がいらっしゃれば、1人で悩まずに早めに受診をしてほしいと思います。子育ては体力も必要です。保険適用になり、治療しやすくなっていると感じました。不妊治療は検査もあり時間もかかりますので、いろんなリスクが上がる前に治療を始めることをおすすめします。

　院長先生はじめ3人の先生方、看護師の方、培養士、スタッフの方々ありがとうございました。2人も子どもを授かることができたのは、皆様のおかげです。TRIO検査といった不妊治療に関する検査も網羅でき、妊娠初期の健診、出生前診断等、質の高い治療を受けることができました。本当にお世話になりました。
　最後に、治療をされているすべての方に赤ちゃんが訪れますよう心から願っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2023.10