一般不妊治療・検査
一般不妊検査
女性が受ける基本検査
- ホルモン採血(月経3~5日目)
- クラミジア検査
- 細胞診(頚部)検査
- 子宮卵管造影検査(月経終了後~排卵前まで)
- 骨盤レントゲン写真(子宮卵管造影撮影から24時間後以降)
- フーナー検査(排卵日直前)
- 黄体期ホルモン採血(高温相6~8日目)
精密検査
- ホルモン負荷検査
- 子宮鏡検査
- 腹腔鏡検査
- 染色体検査
男性が受ける基本検査
- 精液検査
精密検査
- ホルモン採血
- 染色体検査
- Y染色体微少欠失染色体検査
一般不妊治療
タイミング療法
排卵の2日前ごろ、最も妊娠しやすいと言われている時期に性交を持つようにする方法です。卵胞の大きさや尿中のホルモンを測定し、排卵日を推定します。排卵日の周辺で数回の通院が必要です。
排卵誘発法
内服薬や注射で排卵を促す方法です。排卵障害の場合に使用する方法ですが、排卵があっても、妊娠率を上げる目的で使用する場合もあります。
排卵日を予測する方法
・基礎体温表
低温~高温への移行期に排卵していると考えられています。
・卵胞の大きさを超音波で確認
排卵誘発剤を使用した場合、卵胞の直径が20mmを超えると排卵が近いといわれています。
・子宮頸管粘液(おりもの)が増える
排卵が近くなると卵胞ホルモンの働きにより子宮頸管粘液が増えます。
・尿中LH
排卵はLHサージが引き金となってピークの16~24時間後に起こります。
尿中LH検査薬は薬局でも販売されており自宅でも確認できます。