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K・K様 32歳

[2024.03.07]

 4年前に子宮内膜症による卵巣チョコレート嚢胞と診断され、手術したものの再発し、なかなか授かることができませんでした。

 他院で2年間タイミング法、人工授精4回、顕微授精2回行いましたが、妊娠には至りませんでした。体外受精にステップアップすれば妊娠できると思っていて、自分だけが取り残されているような気持ちでした。

 1年前に思い切ってARTさんに転院を決めました。診察初日、院長先生の奥様にお話を聞いていただきとても心が落ち着いたのを覚えています。

 他院での採卵では卵は取れるものの、胚盤胞は1つしか凍結できなかったのですが、ARTさんでは3つの胚盤胞を凍結することができました。1回目の移植では陰性。TRIO検査の結果、ラクトバチルスの割合が低い事、子宮に良くない菌がいる事が分かりました。それからは気を付けて乳酸菌サプリを摂るようにしました。私には抗生剤が合わなかったため、子宮内膜掻把術を提案して頂きました。術後、次の周期に行った2回目の移植3BC、3CBの胚盤胞を2つ同時に移植しました。移植方法も、今回は自然周期でやってみましょうと提案して頂きました。胚盤胞のグレードがあまり良くなかったため、今回は難しいかな、、、と思っていましたが、その中の一つが着床してくれ、初めての陽性判定を頂きました。エコーで初めて赤ちゃんの姿を見せて頂いたときは妊娠した事を実感し、涙が溢れました。先生が健診のたびに「赤ちゃん元気ですね」と一緒に喜んでくださってとても嬉しかったです。

 まだまだ不安もありますが、授けて頂いた命を大切に育んでいきたいと思います。私に合った方法を一生懸命探して妊娠へ導いて下さった先生方、診察や入院中、優しくお話を聞いて下さった培養部の皆様、電話で質問した際に丁寧に対応してくださった受付の皆様、優しく声をかけて下さった院長先生の奥様、本当にありがとうございました。

                                         2023.9.8                            

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