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T・T 様 35歳

[2020.03.05]

妊娠12週を迎え、本日で卒院となりました。
先生方をはじめ、看護師さん等スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
私は31歳で結婚し、33歳から不妊治療を始めました。他院で低AMHのため治療を急ぐべきだと言われ、人工授精・顕微授精と2度ずつ行い、全て陰性でした。
1年弱通院のち主人の転勤で熊本県へ引っ越し、それを機に不妊治療はもう止めようと思っていました。だけど…友達の妊娠・出産報告を聞く度に素直に喜べない自分がいて。みんな当たり前のように妊娠してるのにどうして私は妊娠出来ないんだろう。夫婦2人でも良いと思ったけどやっぱり諦めきれない。そんな思いで34歳の時にART女性クリニックさんへ通い始めました。
顕微から再スタートし、1度目の移植で人生初の陽性を見ました。残念ながら化学流産でしたが、それでも私にも妊娠出来る可能性があるんだと希望が持てました。2度目は陰性でしたが、3度目で再び陽性。現在も順調に育ってくれています。今はつわりがとてもつらく寝込んでばかりですが、どんなつらい事でも乗り越えるからどうか無事に産まれて来てほしいと願うばかりです。
最後に現在治療中の患者様へ。
先が見えず、不安な気持ちで通院されている方も多いと思います。自分の努力ではどうにもならない事なので軽々しく頑張って下さいとは言えませんが、先生方を信じ、希望を持って治療を続けていけば、可能性は大いにあると思います。一人でも多くの方に良い結果が訪れますよう、心から願っています。

2020年3月

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