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M・O 様 31歳

[2020.12.18]

25歳で結婚し、福岡から熊本へ引っ越してきました。慣れない土地、慣れない生活で今まで順調に来ていた生理が不順になり、近くの産婦人科を受診しました。結果は排卵していないという診断でした。早く子どもを授かりたいと思っていたので、そのまま不妊治療が始まりました。

最初は、まだ25歳だし、少し治療すれば、すぐに授かると思っていました。しかし、人工授精4回、体外受精2回しても授からず、もっと大きい病院に変えようと思い、ARTさんに通院する事を決めました。以前、通院していた病院との医療技術の差に驚き、早く病院を変えれば良かったと思いました。ARTさんでは最初から体外受精が始まりましたが、2回目の胚移植で妊娠判定をもらいました。とても嬉しく、思わず泣いてしまいました。しかし、1週間も経たないうちに出血があり、そのまま心拍すら確認する事もなく、ダメになってしまいました。前の病院を含め5回胚移植をしましたが、すべて着床してくれず、もう私は子どもを抱く事ができないんだ…と病院の帰りの電車の中で号泣し、前が見えなくなり、途中のコンビニの駐車場で落ち着くまで泣いて帰りました。精神的に身体も心もボロボロになり、更に職場でも同僚に治療の事を理解してもらえず、仕事か治療かどっちかにして!シフトの意味もない!などたくさん言われ、治療をやめ、仕事に専念する事にしました。でも、職場が保育園という事もあり、可愛い子ども達、妊婦のお母さん達を見る度、いつも心がぎゅーとなり、寝る時に泣く日々が続きました。

友だちの妊娠報告、出産報告もお祝いの気持ちがあるのに、素直に喜べていない自分もすごく嫌になりました。治療をやめている間は一生懸命に仕事に向き合い、私生活でも旦那さんと旅行に出かけたり、楽しい事をたくさんしました。約2年で心と身体も元気になり、またARTさんに行ってみようという気持ちになれました。6回目の胚移植は、免疫抑制剤を服用しながらでした。コロナもあり不安でしたが、妊娠判定を頂きました。結婚して7年目...いっぱい泣いて、悩んで、苦しかったけど、諦めなくて良かったと思いました。不妊治療は長くなれば長くなる程、とても辛いです。治療を頑張っているすべての方に良い結果が訪れる事を願っています。小山先生をはじめスタッフの皆様のお陰で妊娠できた事を心から感謝しています。まだまだたくさんの不安はありますが、無事に出産できるように頑張ります。ありがとうございました。

 

2020.11.18

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