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K・U 様  37歳

[2022.04.13]

結果的に、早く体外受精に踏み切ればよかった、と思いました。

私は、30歳で結婚し、5年経っても自然妊娠に至らず、35歳でこちらを受診しました。不妊という事実を受け入れることができず、しかし女性としての機能が衰えていく焦りもあり、受診するまでに時間を要しました。
検査では特に大きな異常は見つからず、当初は、自然な妊娠の形にこだわり、しばらくタイミング法を希望しました。しかし、なかなか妊娠に至らず、また、仕事をしながらの受診がストレスとなり、一旦通院を中断しました。その間は、できる限りタイミングを合わせるなどして妊活に努めましたが、時間ばかりすぎていきました。夫婦で何度も話し合い、「子供はできないかもしれない。その時は夫婦2人で過ごしていこう。でも後悔はしたくない。できるところまでやろう。」という結果に至りました。

生活リズムや食生活を見直し、通院を再開し、人工授精をすぐに希望しました。合計4回行い、化学流産を含めると3回流産という結果でした。流産を繰り返した時は喪失感と、妊娠を維持できない身体なのかと、精神的にかなり落ち込みました。体外受精へ移行するときには、できる限りのことはしたいという思いから、着床前診断(PGT-A)を希望しました。結果、1回の移植で妊娠し、安定期まで至ることができました。

ART女性クリニックの皆さんには、お忙しい中、とても丁寧に対応していただき、本当に感謝しています。おかげさまで安心して通院を継続することができ、大切な命を授かることができました。
そして、今、通院中の方々に、あたたかな未来が訪れますように。

                                                             2022.2.17

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