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U・S様 41歳

[2022.01.26]

 20代より生理不順、ホルモン異常、PCOSの診断を受け、約10年にわたりホルモン治療を行ってきました。30代に入ると薬の副作用が出るようになり、治療を中断。その後、中断期間中に子宮外妊娠をし右卵管を切除しました。
 38歳のころ、熊本への転居にともないART女性クリニックさんの門をたたきました。同郷の友人で不妊症認定看護師が「熊本ならARTさん」と太鼓判を押したクリニックでしたので、こちらにクリニックさんにお任せすれば間違いないと思いました。一度は子宮外でも妊娠したし、体外受精をすればすぐに妊娠が出来ると安易に考えていましたが失敗が続きました。中々卵が出来ません。
 私生活ではなるべくストレスがたまらないように趣味の登山・キャンプでリフレッシュを心がけたり、食事は無農薬のものを購入、添加物の摂取も控える努力をしました。3回目の体外受精が失敗に終わった時は、初めてもう無理かもしれないと思いました。しかし、どうしても子供がいない未来を思い描くことが出来ず、40歳のときに4回目の体外受精にチャレンジ。その時に初めて胚盤胞まで成長した胚を作ることが出来ました。希望に胸を膨らませてグレードの一番良い胚を移植しましたが、またもや失敗。20代から不妊という問題を抱えて生きてきたからか、この頃には心に余裕がなくなっており、クリニックに行く事も苦痛になっていました。
 その後、半ばあきらめの気持ちで41歳の時に2個の胚を移植。判定日までこれといった症状もなく、今回もダメだろうと思っていた所にまさかの陽性反応、しかも2個とも着床していました。妊娠5週で切迫流産となり入院し、一時は三つ子という状態にもなりましたが、成長が止まり現在は1つの胎児が頑張って成長してくれています。
 入院中、先生方や看護師さんスタッフの方達の働く姿を見て、感謝の気持ちでいっぱいになりました。朝から晩まで休みなく私たち患者のために寄り添い優しく対応して下さり本当にありがとうございました。
出産までの道のりもまだ長く、無事に生まれるまで不安は尽きませんがこのチャンスを大切に日々を過ごしていきたいと思います。ありがとうございました。                                                    2021.12.30

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