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H・Y 様  31歳

[2021.04.19]

私は25歳で結婚して結婚1年後に妊活を始めました。そこから、タイミング法1年半、人工授精4回、体外受精3回陰性と一度もかすりもしたことなく、このままでは同じことの繰り返しになってしまう...とART女性クリニックに転院することを決めました。

初診の際、今までの治療歴から「反復着床不全」と言われ、着床の検査をしたとこと‶子宮内膜炎″ ‶ビタミンD欠乏″ ‶ラクトバチルス不足″ という事が分かりました。その後採卵して、胚盤胞が1つでき、着床不全の対策をして挑んだ移植で初めて着床したのが30歳のときです。
心拍が確認でき喜んだのも束の間、その後心拍が停止してしまいました。エコーで「胞状奇胎の疑い」があると診断され掻爬手術をしました。その後ガン化しないか半年間、経過観察のため治療をお休みすることになりました。妊娠できたのに流産してしまい、しかも異常妊娠だった...。

この頃の私は一体この先、何を信じて頑張り続ければいいのか全く分からなくなってしまいました。それでもARTで生まれて初めて着床したということが「いつか自分も妊娠、出産出来る日がくるかもしれない」と思わせてくれ、この小山先生についていけばきっと間違いないと思い通院し続けました。
その後の経過は良好でしたが、7週後半のころ夜突然大量出血してしまいARTに電話したところ診察してくださるということで、急遽夜間にも関わらず、小山先生に診て頂きました。そして切迫流産と診断され、そのまま2週間入院しました。

入院中もほぼ毎日小山先生が部屋に来て、経過の確認をして下さり、また看護師さんも皆さん色々声をかけて下さり、コロナ禍で誰とも会えない入院生活でしたが快適に過ごすことができました。その日以降出血はなく、無事退院して、現在妊娠13週を迎えたところです。ART女性クリニックでなければ、私は妊娠できなかったと言い切れるくらい今まで何度も転院して沢山の不妊治療をしてきました。最終的にこんな私でも妊娠できたのは小山先生の素晴らしい腕と、常に的確な判断があったからこそだと思います。お忙しい中、診察の最後にいつも「質問はないですか?」と聞いて、こちらの声に耳を傾けて下さり、本当にありがたかったです。

授かるまでも、授かってからも色々ありました。きっと生まれるまでも、生まれてからも色々あるんだと思います。それでも今授かれたことに感謝し、噛み締めながら日々を過ごしていきたいと思います。

小山先生、木下先生をはじめ看護師さん受付の方、培養士の方、皆さまのおかげで今の自分があると思います。本当にありがとうございました。

                                      2021.2.27

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