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A・I様  35歳

[2022.08.30]

いつかコウノトリが来てくれる
結婚した当初はそう思っていました。結婚してすぐ、近くの不妊治療の病院へ行きタイミング療法から始まり、人工授精を2回実施しましたが妊娠には至らず、主人は仕事が不規則でタイミングがあわず、病院の先生からは、若いうち早い方がいいんだよと言われて先生と主人の板挟みで疲れ果てていました。そんな時、私が大きな怪我をして不妊治療を中断することになりました。
怪我から2年がたち、怪我も治り不妊治療を再開しようと思い今まで通っていた病院ではなく、不妊治療専門のART女性クリニックさんに、通院することを決めました。

前の病院での治療内容を話した上で検査をもう一度してみたら左の卵管閉塞がみつかり手術をしてもらいました。それからタイミング、人工授精からスタートしましたが、妊娠には至らず次のステップ体外受精を開始しました。
最初の採卵では、卵が2個できましたが凍結保存できたのは1個だけ。胚盤胞移植し、妊娠する事ができましたが9週で稽留流産となりました。入院中、看護師さんに心身共に助けられたのを覚えています。
主人の支えもあり2回目の採卵をする事を決意しました。でも凍結保存できたのは1個だけ。胚盤胞移植しましたが、妊娠することはありませんでした。
3回目の採卵は今までショート法だったのを、クロミッド療法に変えてみることにしました。すると、採卵も4つに増え、凍結保存も初めて2個保存することができました。
私は高刺激より低刺激の方が体に合っていたのかもしれません。そのうちの、1個を胚盤胞移植し、妊娠する事ができました。
また妊娠する事ができたんだ。喜びも束の間、6週目の朝に大量出血。あ、終わったと思い病院を受診すると、赤ちゃんは無事で心拍を確認する事ができました。すごく嬉しいのと驚きとまた流産するんじゃないかと不安と闘いながら今、妊娠17週を迎え、卒院する事ができました。

結婚して6年、色々な事がありましたが、小山先生、木下先生、三好先生、看護師さん、受付の方々、培養士さん、皆さんがいるART女性クリニックさんに出会えて本当に良かったです。本当にありがとうございました。

                                                             2022.5.21

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