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小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業について

 将来、子どもを産み育てることを望む小児・AYA世代(15歳~30歳代)のがん患者の方々が希望をもって治療に取り組めるように妊孕性温存療法に要する費用の一部を助成する制度がございます。

当院は熊本の指定医療機関です。

対象者

1.申請時に熊本県にお住まいの方

2.温存治療の凍結時に43歳未満の方

3.以下のいずれかの原疾患の治療を必要とする方
    ・「小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン」(日本癌治療学会)の妊孕性低下リスク分類に示された治療のうち、高・中間・低リスクの治療
    ・ 長期間の治療によって卵巣予備能の低下が想定されるがん疾患:乳がん(ホルモン療法)等
    ・ 造血幹細胞移植が実施される非がん疾患:再生不良性貧血、遺伝性骨髄不全症候群(ファンコニ貧血等)、原発性免疫不全症候群、先天代謝異常症、サラセミア、鎌状赤血球症、慢性活動性EB ウイルス感染症等
    ・アルキル化剤が投与される非がん疾患:全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、多発性筋炎・皮膚筋炎、ベーチェット病等

4.指定医療機関の生殖医療を専門とする医師及び原疾患担当医師により、妊孕性温存療法に伴う影響について評価を行い、生命予後に与える影響が許容されると認められる方      ※ただし、子宮摘出が必要な場合など、本人が妊娠できないことが想定される場合は除く

5.妊孕性温存治療法の研究に協力することに同意していただける方

6.本事業の助成対象となる費用について「不妊に悩む方への特定治療支援事業に基づく助成」を受けていない方

対象となる治療と助成上限額

・対象の治療

・1回あたりの助成上限額

胚(受精卵)凍結 350,000円
未受精卵子凍結 200,000円
卵巣組織凍結(当院では実施しておりません) 400,000円
精子凍結 25,000円
精巣内精子採取術による精子凍結 350,000円

助成回数

助成回数は対象者につき通算2回までです。

 

注意事項等、詳しい情報はこちらのページをご確認ください。

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