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子宮内膜スクラッチ法

子宮内膜スクラッチ法とは、胚移植をする前に人工的に子宮内膜を引っ掻き小さな傷をつける方法です。子宮内膜スクラッチ施工→胚移植で妊娠率が増加したという報告があります。傷の修復の過程で、さまざまな成長因子などが分泌されて子宮内膜の着床に対する反応が促進し着床しやすくなるとされています。

実施方法

子宮内膜細胞診用の器具を使用し、子宮内膜を擦過します。(イメージは子宮体癌検査を行う要領です。)

実施時期:胚移植する前の月経周期の黄体期(Cd20前後)です。

所有時間:5分程度

適応

体外受精をしている患者様のうち、胚移植をしたにも関わらず2回以上妊娠に至らない患者様を対象としています。

メリット

・何回も胚移植を行っても妊娠成立しない患者様に効果のある治療です。

デメリット

・治療中に若干の痛みや出血(2~3日)があります。

 

費用
 この検査は先進医療のため、自己負担(22,000円)になります。

 

当院では、2022年6月から2023年3月までに7名の患者様が子宮内膜スクラッチを選択され、うち3名様が妊娠されています。

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