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S・K 様  39歳

[2021.05.04]

 上の娘の時もART女性クリニックにお世話になりました。その娘が現在3歳になります。忙しい中でもう一度不妊治療をし妊娠する事に対して消極的だったのですが、実母が急死し、その際に母の最期の言葉に「絶対にこの子にきょうだいを作ってあげなさい」という言葉が自分に響き、どんなに辛くても時間や費用が掛かっても母からの言葉を実現させようとすぐに治療に取り掛かる準備をしました。

治療を始めると前回の経験もあるためか割かしスムーズに治療を受けることができ、前回の時のように治療に対してネガティブに考えることは少なく、むしろ「なるようにしかならない。たとえうまくいかなくてもクヨクヨ考えず前向きに」と言い聞かせ落ち着いて治療にのぞめました。
今回は体外受精に2回目での妊娠成立となりました。今回は、上の子もいる中で慌ただしい日々の中での治療でしたが、上の子がいても受診が出来なかったわけではなかったです。病院自体も子どもを連れて行ったとしてもキッズスぺースがあったり、車待機ができたりと、上の子がいる患者に対しての配慮もされておりありがたかったです。不妊治療は時間・費用が掛かる中で満足のいく結果が出ない時もあります。気持ちが前向きにならない時もあります。でも頑張った後に何かしら結果は待っていると思います。色々な背景の中で治療を受けることに大変さを感じることもあると思いますが、せっかく治療をしようと決意されたのならどうかその気持ちを大切にしてこの時間を充実した日々にできますように。

最後に先生、スタッフの方々本当にありがとうございました。                                              2021.3.25

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