私は結婚前に子宮内膜症を悪化させ、卵巣腫瘍の摘出手術をしました。その頃から「子供ができなかったらどうしよう」と不安な気持ちがあり、結婚をしてすぐにタイミング法を半年したもののかすりもせず、、、卵管の詰まりがあったことから人工授精を飛ばして体外受精を頑張ることに決めました。不思議なもので治療を開始した頃から気持ちが楽になりました。

「絶対にお母さんになれる！」と信じながら治療をしていたからだと思います。体外受精で二度妊娠する事ができましたが、残念ながら二度とも流産してしまいました。不育症の検査をさせて頂けて、原因が分かったときには少し希望が持てました。

今回、三度目の妊娠が分かったその日から不育症の治療を開始し、この度無事に卒院の日を迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。不妊治療は決して楽しいものではありませんが、自分の人生において、命の尊さを考えさせられる大切な経験だと思います。気分が落ちる時もありましたが、自分を励まし、自分を支えてくれる家族に感謝しながら頑張りました。

ART女性クリニック様が繋げてくださったこの大切な命を私は一生大切に守ります。これから通院なさる皆さまにもいつかは晴れの日が来ると信じてどうか頑張ってほしいです。私はまだ凍結胚があるので、また2人目もお世話になると思います。またART女性クリニック様で頑張りたいので宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。