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K様 33歳

[2023.03.07]

ARTさんで診て頂く前に、県外の不妊治療クリニックで治療をしていました。しかし、その病院で採卵を終えたタイミングで主人の転勤が決まってしまいました。胚の移送はできなかったので、地元の熊本にあるARTさんに県外の病院で凍結胚を移殖する為、移殖前までの状態を診て頂けないかお願いした所、快く承諾して頂けました。嫌な顔一つせずに引き受けて下さり、本当に有難かったです。他院での移殖を無事に終え、妊娠判定もARTさんでして頂きました。結果は陽性で喜んだのも束の間、心拍確認前に稽留流産となってしまいました。実はそれ以前にも2回、心拍確認前の稽留流産を経験していたので、ショックが大きい反面「あぁ、またか・・・」と思いました。その後すぐにARTさんで夫婦の染色体検査をした所、均衡型相互転座が判明。今までの稽留流産も染色体異常が原因であった可能性が高いのではないか、との見解でした。今までした不育症検査も引っかからなかった為、ショックよりも原因が分かったことにどこかホッとした記憶があります。そこからARTさんで1から採卵し、着床前診断をして頂けることになりました。7個の胚盤胞のうち、正常胚2つ、移殖可能なモザイク胚1つを得ることができました。1つ目の正常胚は陽性判定だったものの、1週間後はhCGの値も下がり化学流産となってしまいましたが。2つ目の正常胚でも陽性判定を頂き、無事妊娠に至ることができました。今まで1度もできなかった心拍確認ができたときは、涙が出る程嬉しかったです。その後1週間毎の診察でも、私の不安をよそに順調な成長を見せてくれました。

今回、12週での卒院となりましたが、今までしっかりと治療に当たって下さった先生方、看護師さん方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。先生方が診察の度に、何か気になることはないか聞いて下さったことも、いつもしっかり答えて下さったことも、本当に心強かったです。

結婚して7年と、長い時間かかってしまいましたが、やっとここまで来られました。出産までは何が起こるか分からないけれど、ARTさんの治療のお陰で授かれたことと、お腹の子を信じて穏やかに過ごしたいと思います。本当にありがとうございました。

                                                           2022.10.25

 

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