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子宮鏡検査について

[2020.12.10]

看護部です。
最近では寒さが増して、お布団から出るのが辛い時期になってきましたね…(> <)‘’
私も、朝から目覚まし時計と格闘しながら30~40分かけて、やっと布団から脱出しているような毎日です。

さて、今回の看護部のブログでは、着床不全検査の中の子宮鏡について説明したいと思います。
まず、着床不全とは…体外受精において良好な胚を3回移植しても着床、妊娠しない状態を「反復着床不全」と言います。
その原因を調べる為に当院では各検査を行っています。
*詳しくは下記に着床不全関連ページを載せていますのでご覧ください。
その中に子宮鏡検査があります。子宮内腔をカメラで観察する検査で、筋腫、癒着、ポリープの有無、卵管口の確認、子宮内膜炎の有無等を見ていきます。
まず、子宮鏡検査は生理が終わってから排卵する迄の時期に行いますので(生理開始から5~12日位の間で行うのがよいです)生理が始まって1~3日目で予約を入れてください。子宮鏡検査は午後に行います。


検査の流れ

・検査前に鎮痛剤のアレルギーの有無、クラミジア抗原のチェック、服用中の薬チェック(鎮痛剤・抗生剤)発熱、腹痛の有無を確認
・水還流時に子宮内圧がかかる為、多少の痛みがある為、検査の前に疼痛緩和の為に薬を飲んでもらっています。アレルギーがあれば教えてください。      
・2階へご案内後、検査着に更衣してもらいます。
・トイレを済ませた後OPE室へ移動し検査開始となります。生理食塩水を流しながら子宮内部をカメラで観察、DVDに録画します。(検査自体は2~3分位で終了します)
*子宮内膜炎の疑いがある場合は、カメラが終わった後に組織検査を行います。
・検査終了後消毒を行い、ガーゼを挿入します。
 (ガーゼが入ったら医師より声掛けしますので、ご自身で約3時間後に抜去してください)
・終了後は、べットより降りる前に録画DVDを見ながら医師より説明があり検査終了となります。
*検査中に我慢できないような痛みや気分不良が生じた場合などがありましたら終了後休んで帰っていただくことも可能です。
*当日は感染防止の為、入浴は避けシャワー浴にしてください。

治療に関して不明な点や気になる事がある場合は、遠慮なくお尋ねください。治療される皆様が安心して検査を受けていただけるように私達も側で見守っています。

最後に、もうすぐクリスマスですね…。我が家のサンタです♥

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着床不全検査

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