結婚して2年程経った時に、同じ時期に結婚した友人などはみんな妊娠していく中で、子供が欲しい気持ちがあった私達夫婦は自分達でタイミングをとったりしていましたが、中々妊娠せずささいな事で喧嘩をする様になり、以前より焦る気持ちが大きくなり、思い切って不妊治療をしている病院で初期検査をしました。
特に原因不明のままで人工授精を3回行いましたが。妊娠する事はなく、先生の質問しにくい雰囲気、産婦人科だった事もあり通院が辛くなりARTさんに転院しました。
最初から人工授精を2回行いましたが上手くはいかず、前医での治療と合わせると5回人工授精を行ったので思い切って確率が上がる体外受精にステップアップしました。それからは辛い治療も多く、採卵の後卵巣過剰刺激症候群で人生で初めての入院になりました。コロナウイルスの影響で主人と面会できず、不安な毎日でしたがARTのスタッフの方々のお陰で安心して入院生活を送ることが出来ました。
そして、その後の胚移植で無事妊娠判定をいただきました。
治療は大変で時間やお金も使いましたが、ステップアップせずに悩むより思いきって体外受精にステップアップして本当に良かったと思います。20代である事から妊娠は当たり前にできると思っていたので、自分が不妊治療をするなど考えてもいませんでした。命を授かる事は当たり前ではないという事を思い知らされ、授かった命を一生大切にしようと思います。
院長先生、副院長先生、ARTのスタッフの皆様本当にありがとうございました。2人目も凍結胚でお世話になると思います。これから日本全体が不妊治療をしやすい世の中になればと思います。
今、治療されている方々皆さんに幸せが訪れますように…

2020.8月