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着床不全検査

 体外受精において良好な胚を3回移植しても着床・妊娠しない状態を「反復着床不全」といいます。反復着床不全の原因として以下があげられます。

  1. 受精卵の異常
  2. 子宮内の環境の異常
  3. 受精卵を受け入れる免疫寛容の異常

それぞれ原因を調べるために当院では以下の検査を行っております。

 

受精卵の異常について

移植を行う胚に染色体異常があり着床しない場合があります。

●着床前遺伝子診断

移植をする前に胚の遺伝子診断を行い、胚の染色体異常が無いかを調べます。
当院は日本産科婦人科学会より着床前診断実施施設に承認されています。

 

子宮内環境の異常について

子宮内が細菌感染によって炎症を起こし受精卵の着床を妨げている場合があります。

●子宮鏡検査

子宮内腔をカメラで観察し、胚の着床を妨げている粘膜下筋腫、子宮内腔癒着、子宮内膜ポリープ、慢性子宮内膜炎がないか調べます。

●TRIO検査(ERA/EMMA/ALICE)

ERA…子宮内膜には着床に適した期間(着床の窓)があります。この期間は個人によって異なり、ERA検査では、患者様個々の着床の窓を特定します。最適なタイミングの胚移植をすることで、妊娠率を高めます。

EMMA…子宮内膜の細菌の種類と量を測定し、バランスが正常かどうかを調べます。子宮内膜の乳酸菌の割合は、着床・妊娠率に大きく関わります。子宮内環境を改善する(乳酸菌の割合を上げる)ことにより着床・妊娠率が向上します。

ALICE…慢性子宮内膜炎は細菌感染によって起こり、不妊症・不育症の原因のひとつとなります。ALICE検査では従来の方法では特定できなかった慢性子宮内膜炎の病原菌を検出いたします。

 

受精卵を受け入れる免疫寛容の異常について

受精卵に対して拒絶反応が強く免疫学的に受け入れない状態があると考えられています。

●Th1/Th2採血

1型ヘルパーT細胞(Th1)と2型ヘルパーT細胞(Th2)の比率の異常を調べます。

Th2が優位な状態では着床・妊娠継続しやすいと考えられており、Th1が優位な状態では着床・妊娠継続しにくいと考えられています。採血の結果で、Th1/Th2比が高値の場合は免疫抑制剤「タクロリムスカプセル」を処方いたします。

●ビタミンD採血

ビタミンD不足である場合、妊娠率に影響します。ビタミンDの検査を採血によって行うことができます。ビタミンDが不足している場合、ビタミンⅮのサプリメントを処方いたします。

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