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卵子凍結

卵子凍結とは、採卵で取り出した受精させる前の卵子を-196℃の液体窒素で凍らせ、将来のために保管しておく方法です。
今の若い卵子の状態をそのまま保つことができるため、年齢による卵子の質の変化に備えることができます。

「ガラス化凍結」という安全で確立された技術が使われており、長期間の保存が可能です。

卵子凍結は、治療のために卵子を残しておきたい方(医学的適応)だけでなく、将来の妊娠に備えたい方や、出産のタイミングをゆっくり考えたい方(社会的適応)にも利用されています。
必ず妊娠ができるという保証はありませんが、将来の選択肢を広げる手助けになる方法です。

医学的適応(医学的理由による卵子凍結)

悪性腫瘍の治療(抗がん剤・放射線治療)や卵巣手術(子宮内膜症による卵巣嚢腫など)などで染色体異常・卵巣予備能低下が想定される場合に前もって卵子凍結を行います。
治療を終え、妊娠を希望するときに保存しておいた卵子を使用して顕微受精・胚移植を行います。

小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業

社会的適応(ライフプランに伴う卵子凍結)

健康であっても加齢とともに妊娠する能力は低下します。将来の妊娠に備えて若い卵子を凍結しておきます。
凍結卵子を用いて妊娠を希望する場合、パートナーの精子を用いて顕微受精・胚移植を行います。

ノンメディカルな卵子凍結をお考えの方へ(日本産科婦人科学会)

治療成績

未受精卵子凍結(日本産科婦人科学会、2020年)

治療周期数 894件
 採卵実施数 884件
卵子凍結実施数 757件

凍結融解未受精卵子を用いた妊娠率(日本産科婦人科学会、2020年)

治療周期数 295件
 胚移植実施数 155件
妊娠数 45件 29.0%(移植当たり)
流産数 5件 11.1%
多胎数(双子以上) 1件 2.2%
生産分娩数 38件 24.5%(移植当たり)

メリット・デメリット

メリット
  • 若い卵子を将来使用できる

  • 妊娠率の年齢差を縮められる

  • 将来の選択肢を確保

  • 医学的理由では治療に備えて安心材料に

デメリット
  • 100%妊娠が保証される方法ではない

  • 採卵の身体的負担

  • 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
  • 費用負担がある

  • 将来必ず使用するとは限らない

  • 年齢が高くなると妊娠・出産のリスクは変わる

 

費用

卵子凍結

卵子凍結は保険外診療(自費診療)になります。1本につき卵子は2~3個凍結します。

 採卵術 88,000円
 未受精卵子凍結(1本につき) 33,000円
凍結未受精卵更新料(1本目) 55,000円
凍結未受精卵更新料(2本目以降1本につき) 11,000円

※卵巣を刺激するお薬や必要な検査の料金は別途必要になります。

卵巣刺激方法によって料金は異なりますが、上記料金にお薬や検査代が約22,000円~66,000円追加でかかります。

卵子融解

凍結した卵子を融解して胚移植を行う場合も保険外診療(自費診療)になります。

パートナーの精子を用いて顕微授精を行います。その数日後に胚移植をし、胚移植から10日後に妊娠判定となります。

未受精卵子融解(顕微授精・初期培養・胚移植代含む) 267,000円
※必要に応じて Caイオノフォア(卵子活性化処理) 3,300円
※必要に応じて アシストハッチング(透明帯切開) 22,000円

※胚移植に向けて必要なお薬や検査の料金は別途必要になります。

▸受精卵凍結・1年間の凍結保存延長料

パートナーの精子を用いて顕微授精をした後、受精卵を凍結させる場合、受精卵凍結費用、凍結更新費用がかかります。

受精卵凍結(1本につき) 33,000円
凍結受精卵更新料(1本目) 55,000円
凍結受精卵更新料(2本目以降1本につき) 11,000円

当院ではアシステッドハッチング、高濃度ヒアルロン酸含有培養液を使用した胚移植を実施しています。
高濃度ヒアルロン酸含有培養液について アシストハッチングについて 

 

卵子凍結相談

当院は完全予約制です。相談をご希望の方は初診をご予約下さい。

 

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